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鋼の錬金術師(9) 荒川弘
1巻~4巻を一気に買い、5巻~6巻をうずうずしながら待ち、とうとう待ちきれなくなってガンガン本誌に手を出してみたが、7巻を買った時に、5巻6巻の時に感じた発売日を指折り数えるような期待感や購入時の「待ってました」というような高揚感が感じられなかった。やっぱり月刊誌はある程度まとまったページ数が載っているので一度読んでしまうと単行本になった時の印象が雑誌掲載時と変わらないという弊害があるなぁ。
それでガンガン購入をやめたのだが、8巻はそれでも全部読んだところばかりだったので、やっぱりあまり高揚感はなかったのが残念。お話としては非常に盛り上がるところなのに。
マスタング大佐の周りにヒタヒタと忍び寄ってくるホムンクルス達の魔の手。その一方でエド&アルにヒューズ中佐の死を知らせることが出来ないアームストロング少佐やマスタング大佐の優しさ。いい意味でも悪い意味でも裏表のある大人達と、その逆に感情がストレートに行動なり表情に出てしまう、エド、アル、ウィンリィ。いい感じです。

荒川先生は、感情の表現の細かさが好き。
キャラクター一人ひとりの感情を細かく丁寧に話の中に盛り込んでいって、それも台詞ではなく絵と行動で感情を表現しているところが、とても上手い。丁寧に描かれているんだけど、ネチネチした感じがしないのがすごい。

あとは描かないことで伏線をはる手法をふんだんにとり入れている所が含みがあってよい。読者にある程度判断が委ねられるのだが、「本来こうあるべきであろう」と想像できるところを敢えて「描いていない」時には、「何かある」と判断したほうがよいのかも(笑
今回の「休暇をとったらどうだね?」とマスタング大佐に言われた後のアームストロング少佐の表情が描かれていないところなんて、まさにその典型と思われる。

そうそう、最後の嘘予告、非常に笑いました(笑

余談:アニメから早々にドロップアウトした身としては、アニメ版「鋼の錬金術師」が映画になったり、アメリカに渡ったり、USJのアトラクションとして採用されたりするのが不思議な現象にしか見えない。
アニメの商売は、お話としての完成度より絵のクオリティやマーケティングの上手さと積極さが重要なんだなぁと痛感。「いい企画」と「勝てる企画」は別物という糸井重里さんの言葉が脳裏をよぎった。



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テーマ:鋼の錬金術師 - ジャンル:アニメ・コミック

【2004/11/30 03:25】 | マンガを読んで | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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